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犬が顔を舐める理由で犬と人の関係が解る!

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犬は母犬から育てられます。母犬が子犬の顔を舐めて、清潔に保つために舐めているのか。

それだけじゃないんですね、それは母犬の愛情がたっぷり詰まった行為なんです。

そうやって顔や口元を舐めてくる犬の行為にどのような意味が含まれているのか、考えていきたいと思います。

犬が顔を舐める意味?犬同士の触れあいでは?

 

犬の群れを見ていますと、同性の年上の犬に対して、年下の犬が寄っていき、口元を舐めています。最初は耳を倒して激しく舐めていますが、そのうちに激しさがなくなり、次第と大人しい動きに変化します。

逆に激しさが増すときって、年上の犬も動きが激しくなって、遊び・じゃれ合いになっていきます。

この二つの違いは、上位の犬がマズルにシワを寄せ牙をむき出すか、牙が見えないように口を開け、年下の犬の激しい舐める行為を受け止めているかの違いがあります。

遊びに誘おうとして、注意を受けたとき、感情の高ぶりを注意されて、年下の犬は大人しくなります。

逆に受け入れたとき、遊びに変わります。

犬が群れをなして生活する場合、穏やかな群れの状態を求めています。そこでその場の雰囲気を乱すような行動を取ったとき、前者のように、年下の犬が年上の犬に対して、興奮を取り除くように注意をしているんですね、そして年下の犬も、その注意を受け入れて、大人しくなり、群れを乱す行為をやめてしまいます。

逆に年下の舐める行為を受け入れて、お互い遊び出すときの群れの状態っていうのは、他の犬たちも、その場を楽しんでいるときに見かけます。

このように、年上の犬が年下の犬に注意をしたり、受け入れたりとその場の群れの状態で変化します。

ここでのポイントは、同性同士でしかやらない行為であるということなんですね。

ただし例外もあります。その例外とは、群れの最も年上のオスの犬に対しては、同性異性の区別なく、口元を舐めにいきます。

これは面白いことに力関係で成り立っていません。よくいわれる群れの中で最も力が強い犬が、群れのリーダーになるということはありません。

私の群れのリーダー的存在の犬は、どう見てもヨボヨボのオスの老犬です。力だけなら若いオスの犬たちが強いのは目に見えて解ります。

ですが、一切そのリーダーの座を奪うことはありません。それどころか、ヨボヨボ老犬の補佐をするかのように振る舞っています。

どうして犬が犬を舐めるのでしょう?

 

それは、年上の犬を慕って、その気持ちを伝えるための行為なんですね。

口元を舐めることによって、相手の感情を引き出し、その後は相手の伝えてくる気持ちを受け入れて、年上の教えを受ける行為なんです。

よく犬の群れは支配で成立していると言われていますが、どうやら、昔の日本の一般家庭で見かけられた、よくある家族風景と一緒のように思えてくるんですね。

相手を舐めるということは、相手を慕っているからこそ、見せる行為だったんです。

それじゃあ、人に対して犬が舐めてくるのは?

 

これも、人を慕っているから、舐めてくるわけなんです。

ただ、人は犬と違います。犬同士でしたらすぐに相手の気持ちに気づいて、舐める行為を受け入れたり、逆に注意したりしますが、それを舐めてきた本人は、当然のようにその結果を受け入れます。

しかし、人となると、どうしても犬が伝えたい気持ちに気づけないことがあります。

そのとき、興奮して舐めてきます。これは、人に伝えたい気持ちがあるから気づいて欲しくてとる行為です。

その時は自分の気持ちに気づいて欲しくて、力強く興奮を伴った強引な舐めかたをします。

ダメ!イケナイ!ではなくて、何を伝えてきているのか、考えてみましょう。

前足をかけてきたり、吠えて知らせてきたり、そして舐めて知らせてきたりするのも、一生懸命に人に伝えたい気持ちがあるという、犬の気持ちの表れですから、それを受け止めてあげるのが大事なんですよね。

慕って舐めてくるときは、もの凄く穏やかで力のこもっていないとっても優しい舐め方をしてきます。とっても愛情深く気持ちのこもった舐め方をしてきますので、お気づきになるかと思います。

そんなとき、舐められないようにするためには、顔を引き寄せ、体全体を包み込むようにして、人らしい愛情表現をすればよいですよね。

愛犬の気持ちを受け入れて、自分も同じように大好きだってことを伝えることができるようになり、それを愛犬も当然受け入れて、体の力を抜いて抱きしめられる心地よさに、幸せを感じていますからね。

舐めてくる前に気づいてあげる!

 

犬が伝えて来たいことがあるから、舐めてきているとき、興奮していることが多々あります。飼い主に自分の思いを伝えたい!と愛犬が思っているのに、その気持ちを否定してしまう、

「ダメ!」「イケナイ!」「ノン!」

といった接し方では、お互い解り合えないことが増えますよね?

すると、更に激しさを増してきていませんか?

一番分かり易いのが、帰宅したときの興奮のしかたに現れていますよね。

飛びついて来たり、廊下を走り回ったり、興奮して吠えたり。

それは愛犬の伝えたい気持ちをすべて否定してきた結果の行動でもあるんですね。

そこまでやらないと気づいて貰えないという愛犬の気持ちの表れなんです。

ですから、愛犬が興奮して舐めてくるとき、愛犬が何を伝えようとしてきているのかを考えてみるのも良いかと思います。

まとめ

 

  1. 舐めるという行為には愛情表現のほかに、気づいて欲しい気持ちが含まれている。
  2. 愛犬の舐め方に含まれる感情を読み取ること。
  3. 絶対に否定せず、その気持ちに応えること。
  4. 舐められる前に愛犬の気持ちに気づくこと。

    犬の群れでの行動から見た舐めるという行為。そこから見えてきた人に対しての気持ちの伝え方がお解りいただけたかと思います。

    犬同士は同じ犬と犬ですから、お互いの感情の伝え方を理解出来ています。

    しかし、人と犬となると、どうしても感情の受け捉えかたに違いがありますので、気持ちのすれ違いになってしまっていることがあるってことがありませんか?

                                           
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