ワンコ

犬の睡眠時間は?一体どれほど眠れば良いの?

更新日:

気がつくと、飼い主が見えるところで寝ている愛犬。

そんな寝ている愛犬を起こさないように移動しようとして立ち上がろうとすると、

すぐに察知して起き出してしまう。

どうしてこんなにちょっと動いただけで、すぐに気づくのだろう。

愛犬が寝ている顔を見ながら、疑問に思ったことないですか?

ここではおおよそ何時間といった、どこにでもあるような情報を避け、

愛犬の睡眠や睡眠時間の長さにどのような秘密があるのかを紹介します。

犬の睡眠時間は?生まれて間もない幼犬たち

 

生まれたばかりの幼犬たち。母乳を飲みながら、お腹が膨れると、そのままの格好で寝てしまう。母乳を飲んでいないときはずっと寝ています。

犬の一生の中で、もっとも睡眠時間が長いときです。

しかし、ちょっとした物音を立てると、驚いてまた母犬のお乳を飲み始める。その時にお腹が満足しているから、すぐに眠りについてしまう。

物音にとても敏感なんですね。

面白いことに、母犬が自分の子の顔や体を舐めているときは、一瞬起きるかと思うのですが、気持ちよさそうに舐められながら寝ています。

母犬が舐めるという刺激と、物音の刺激って、同じかと思うのですが、実は違うんですね。

母犬から舐められたときは、心から安心しているようで、舐められながら伸びをしたりして心地よさそうに寝ています。

しかし、物音がすると、驚いておきだして、母乳を飲むんです。

この違いってなんでしょう?

犬の睡眠時間は?子犬の時期

 

目が開いて、しっかり歩けるようになった子犬はというと、

兄弟姉妹同士の遊びが増え、元気よくじゃれあっています。

その時の睡眠時間はというと、幼犬時以外に、じゃれ合う時間が増えたくらい。

母犬の後を追いかけて元気よく遊ぶんですから、食欲も増してとにかくよく食べます。

じゃれたり食後のあとは、すぐに寝てしまいますが、このとき体をゆすっても、ちっとも起きない。熟睡しているんでしょうね、心地よさそうに寝ています。

睡眠時間も、幼犬と比べて少し短くなってきています。

生後3~4ヶ月にもなると、親兄弟姉妹での遊びから、他の成犬との触れあう時間が徐々に増えていきます。周りの成犬たちによく叱られているところを見ます。

元気よく走り回っていた子犬たちは、徐々に群れの成犬の存在が気になるようで、睡眠時間が更に減っていきます。成犬たちがとる行動をじっくり観察しているようで、そのぶんの睡眠時間が短くなってきています。この頃になると、子犬たちが寝ているときに体を触ったりすると、目を開け確認するかのように起き出します。眠りが徐々に浅くなってきているようです。

ただ、食事後は、気持ちよさそうに寝て、ゆすってもなかなか起き出しません。

生後6ヶ月の若犬時期の睡眠時間は

 

この頃になると、すでに大人と同じように、寝ていても物音に敏感になって、寝ていてもすぐに物音を探すように起き出します。眠りが浅くなっていますね。

群れの成犬たちのことを、よく観察していますので、ちょっとした仲間の行動にも、すぐに反応して寝ていてもしっかりと群れの仲間たちの行動を共にしようと、目で追っています。

この頃は眠りが浅い時間が多いようです。ほぼ成犬と変わりがない睡眠になります。

成犬になると

 

群れを見ていますと、メスはメスのリーダー的存在の子がいて、群れをまとめていますので、リーダー的存在の子以外は、隅のほうで寝ていますが、リーダー的存在の子は、その真ん中に位置するような場所で四肢を投げ出して寝ていることが多いです。他の子らはというと、隅のほうで、右側を地面に付けて寝ています。これは、利き腕側を地面側にすることで、何かがあったとき、さっと行動できるように寝ているんですね。

やはり、睡眠も浅く、ちょっとした物音ですぐに起き出します。

そしてオスはオスのリーダー的存在の子がいて、普段の生活をまとめるのは、メスの役割。オスはというと、群れの危機を感じたとき、一番最初に行動するため、やはり、群れ全体がよく見える場所で、浅い眠りについています。ちょっとした段差があると、その高いところで寝ていることが多いですね。

深い眠りのときとその睡眠時間は

 

人と一緒に生活していますので、深い眠りにつくときは、人に合わせて夜の落ち着いた時間になります。

飼い主が忙しなく動いているときは、やはり睡眠も浅く、飼い主が夜眠りにつくときは、共に深い眠りについています。

睡眠はほぼ飼い主と同じですが、朝は犬のほうが早いですよね。

私はよく愛犬を枕にして寝ています。大型犬ですから横になった愛犬の肩のところに頭を乗せて、テレビを見ています。

すると、深い寝息を立てて、やはり深い眠りに入っているようです。そんな枕になってくれて寝ている子の顔を撫でたりすると、目を開きますが、目を開くまで少し時間がかかります。

飼い主と共に寝ることが、安心できる場所で身を任せるかのように深い眠りにつくことができるようです。心臓の音も、浅い眠りについているときと比べ、もの凄く小さな音しか聞こえてこないくらいです。呼吸のほうが大きく聞こえ、その吸い込んだ空気がどのように移動しているかまで解るくらいです。それだけ心臓の動きも穏やかになっているんですね。

私の枕になってくれる子は、たくさんいますので、それぞれで試したところ、やはり同様に深い眠りについています。

どうやら、熟睡できる睡眠をとる時間って、人に合わせているようですね。

いつもよりは睡眠時間が長いとき

 

若くても年老いても、いつもよりはよく寝ているな。

そのように感じたとき、よく観察してください。とっても小さな震えがないか。

お腹を抱えるようにして体を丸めて寝ていないか。体全体で呼吸をしていないか。

いつもとは様子がおかしい。元気がない。食事を摂らない。

このようないつもとは違った様子を見せる愛犬に気づいたら、すぐに動物病院を受診してくださいね。

見えないところに問題を抱えている場合が非常に多いんです。体の中で炎症を起こしていることがありますので、様子がおかしいと思ったら、病院に連れて行くことが、早期発見につながり、愛犬の苦しみをできるだけ取り除く事ができますよね。

老犬の睡眠時間と気を付けること

 

老犬の睡眠時間は、ほぼ一日中ですね。起きているときは水を飲んだりトイレに行ったり、

そして食事時間くらいです。体力の衰えからか、体力を保つために体を休める時間がとても長く必要になってきます。

ほぼ動かずじっと寝ています。時々寝返りを打つために、ゆっくりと起きだして体勢を変えたら、また寝始めます。

深い眠りについているときのほうが、多くなってきます。

そんな老犬がとる仕草を見ていると、今までで最もかわいく思えてしまいますね。このときのために、長い時間をかけて愛犬と関係を築いたんだなって、思ってしまいます。

飼い主が側にいると、安心して深い眠りについている時間がとっても長いんですね。

ただ、気を付けなければならないことがあります。

寝ているとき、あれ?顔が大きくなったんじゃないか?気怠そうだな~。寝過ぎじゃないか?

「それが老犬だから」

って、勝手に決めつけてはいけません。

それってもしかすると、老化のために甲状腺機能低下症になっている恐れがあるからです。

放っておくと、心拍数や血圧の低下。さらには心臓が止まってしまうことがあります。

あれ?なんだかいつもとは見た目が違うぞ?って感じたら、すぐに動物病院に行って、

甲状腺ホルモン(T4)の検査を受けることをお薦めします。

特に大型犬は要注意です。体が大きいために心臓にも負担をかけます。

甲状腺ホルモンの低下は、薬を毎日飲むことによって改善されますので、

睡眠時間が長くなったなって感じたら、是非動物病院を受診してくださいね。

あともう一つ、老化による骨の変形で関節が痛み、動くことが少なくなったので、寝て過ごしているかもしれないということがあります。

そのときは、一気に筋肉が衰えてきます。特に下半身の筋肉が衰えてしまいます。

そして目立ってくることは、床に横たわるまでの時間が長くなります。ぐるぐる何度も回って、ゆっくりと座って横になったり、よろけたりするような所を見たときは、やはり動物病院で受診してくださいね。

関節の痛みによって、寝て過ごす時間が長くなり、その結果、睡眠時間が長くなることもあります。

筋肉の衰えは、老犬の自由を奪ってしまいますし、飼い主にも負担がかかるようになりますので、関節の痛みに気づいたら、炎症を抑える非ステロイドなどを、獣医さんに処方して貰うために、病院に連れていって、相談されることをお薦めします。

まとめ

 

  1. 犬は人と比べて寝ている時間が長い。
  2. 成長に伴って浅い眠りと深い眠りの時間が違う。
  3. 人に合わせて熟睡するのは夜寝静まるころ。
  4. いつもよりも睡眠時間が長いときは病気を疑うこと。
  5. 老犬の睡眠は充分に気を付けて。
  6. 甲状腺機能低下症ではないかを疑うこと。
  7. 関節に痛みを感じていないかを疑うこと。

犬の睡眠にも、いろいろな睡眠があるってお解りいただけましたか?

人よりも睡眠時間が長いのが犬なんですね。そして成長具合で睡眠の質にも変化が現れます。そういったところを観察しながら、愛犬とつきあっていると、より楽しさ、興味深さが倍増しですよね。

                                           
ペット(犬)ランキング                                                                              
にほんブログ村                                    ランキングに参加しております。クリックして頂けたら、励みになります。







-ワンコ,

Copyright© くるみの小部屋 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.