ワンコ

犬はどうして引っ張るの?

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小型犬はそこまで力を感じないですが、やはり引っ張られていると、一緒に散歩しているという感じではないですよね。

これが中型犬・大型犬になると、それなりの力を出されて大変です。

実際、大型犬に引っ張られ、骨折をしたかたたちが、周囲に数人いらっしゃいます。

ここでは、犬が引っ張るのはどうしてか、そして引っ張らなくなる付き合い方を紹介していきますね。

犬が引っ張る行動を観察してみると

 

散歩に行こうと用意をしていると、愛犬が落ち着かなく興奮しはじめる。そしてリードを付けて玄関から出ようとすると、その時点で思いっきり引っ張っている。

散歩中はとにかくどこにでも行く。草が生えているところであったり、電柱であったり、地面に鼻をあてるようにして、グイグイ引っ張る。飼い主が声をかけても聞こえていない。

突然目の前に現れた人に対して、犬に対して吠えてみたり。

「散歩が大好きなんだ」

そう思われている事でしょう。

でも、そんな子に限って、散歩の終わりに、家の側まで来ると、急いで帰ろうとしませんか?

早く家の中に入ろうとしませんか?

これって本当に散歩に行きたがっているのか?そう感じたことありませんか?

犬は散歩が目的ではないんです

 

家の中では家族がいるため、自分に対する飼い主さんの意識を独占することができません。

人はどうしても自分のやっていることや、家族のことを優先してしまいます。

そして、落ち着いたときにようやく愛犬のほうを見ます。本当はもっと自分のことを見つめていて欲しい、ずっと意識して欲しいという気持ちが現れて、散歩の時に強烈な引っ張りを見せるのです。

だって、散歩の時、唯一飼い主さんを独り占めできて、飼い主さんの視線は自分に集中しているから。

その喜びが溢れて、強烈な引っ張りをみせるのです。

本当は不安がいっぱいなんですね、普段の生活では、飼い主の意識が薄いのですから、落ち着かない散歩となって、目の前に人がいたら、犬がいたら、猫がいたら吠えたり近づこうとしたりするんですよね。

時々ですが、私も散歩していると見かけるんですが、近づいて来る人や犬を追い払おうとしている犬もいたりしますよ。邪魔されたくないっていう気持ちが現れたり、外は怖くて不安なんだけど、唯一飼い主さんの意識を独占するには、散歩しかないって思っているんでしょうね。

そんな子って、本当は散歩なんてどうでも良いんですね。

どうしたら引っ張らなくなるの?

 

散歩に連れ出します。そして人気のない周囲が見渡せるところでゆっくりと愛犬に寄り添って抱きしめてあげる。これを1時間でも2時間でもやってみてください。

心を落ち着かせるのです。すると興奮も収まり、静かな喜びを感じて過ごすようになります。穏やかにずっと触れあうんですね。ただ触れあっているだけで、充分満足するんですよね。

それを本当は、家の中で求めているんですが、愛犬が散歩の時しか飼い主の意識が自分にこないと思っているから、他の家族がいないところで、ゆっくりと二人きりで過ごすことができれば、満足する時間も短くなりますからね。

そして周囲が見渡せますから、誰かが通り過ぎようとしたりする際に、大丈夫だからねって体を抱きしめて、二人でその通り過ぎる対象を眺めるんです。見せないように顔を背けさせたりしてはいけません。穏やかな心で観察させるんですね。

そうやって、充分に愛犬の心を満足させたあと、散歩をはじめてみてください。

家の中での付き合いを考える

 

散歩の前に、ゆっくりと時間をかけて二人きりになって触れあって周囲を眺める。

愛犬の心が落ち着くまで。

これを家の中でもやるんですね。犬が近づいて来るのは、何かを伝えたいからなんです。そんなときって、たいていの場合、自分の存在を忘れないで欲しいときなんですね。

犬って焼きもち焼くんですよね。それっていうのも、飼い主が自分に意識がなく、他の家族ばかりに意識があって、忘れ去られているって感じているからなんですよね。

家の中でも、意識をしあう関係になると、とっても穏やかな表情で家の中でもくつろぎます。その表情のまま、散歩に行くことができるようになると、いつの間にか散歩中に引っ張ったりしなくなるんですね。

強烈な引っ張り、マーキング、猫追い、小型犬に向かって行く犬

 

ある大型犬を預かったことがあったんですね。飼い主さんの都合で1ヶ月ほど。

連れて来られたとき、強烈でした。飼い主さんが45度に傾いて強烈な引っ張りに耐えていらっしゃったんですね。

試しに一緒に散歩して貰うと、猫は追うし、どこにでもマーキングするしで、真っ直ぐに歩けない散歩をされていました。始終引っ張られた散歩になっていて、飼い主さんの声が耳に届いていない状況でした。

そこで、そのお預かりした1ヶ月は一度も散歩に連れて行きません。それよりもまずは人が何を伝えて来ているのかを理解させる付き合いをやらなければなりません。その前に人には気持ちが通じることを理解させるために、何かを求めていたら、それに応える付き合いをしていました。近寄ってくれば望むまで抱き合うという付き合いです。そしてようやく水が欲しいときの伝え方、トイレに行きたいときの伝え方を、お互い理解し合えるようになるまで、ずっと側で過ごさせていました。

そして1ヶ月後、飼い主さんが迎えに来ると、ちっとも飼い主さんに気づかずに、私の子たちが形成した群れの一員として、過ごしていたんです。

ようやく気づいても、よう!来たか~。みたいに、ただ近づいて行って甘えることなく撫でられて群れの中に去っていく。

頭を撫でられるだけのことですが、充分に気持ちが通じているので、あっさりとした挨拶をしたのですね。

しかし、飼い主さんはいつものように激しい付き合いに慣れていらっしゃいましたので、寂しそうでしたけど、人は自分の気持ちに気づいてくれているということを理解して、常に意識してくれているということも理解した犬は、人の顔を見て軽く触れあうだけで、気持ちを理解してくれていることを飼い主さんの表情から読み取ったので、あっさりとした触れあいで充分に満足したんですね。

そこで、飼い主さんに1度も連れて行かなかった散歩に連れて行ってもらいました。

すると、あれほど強烈な引っ張りをみせていた子が、ちっともリードを引っ張らず、マーキングで寄り道することもせず、穏やかに並んで歩くんですね。

道の隅に日向ぼっこしていた猫の、1m横を通り過ぎても一切反応せず、ただ、心穏やかに飼い主さんと散歩をしていました。共に喜びを理解し合って共に歩くんですね。

散歩っていうのは、本来の意味通り、気晴らしのための散策なんですね。それがお互いの気持ちが一つになった気晴らしのための散策となって現れたわけなんです。

気持ちを一つにして気楽に散歩をする。これが本当の散歩ですよね。

まとめ

 

  1. 実は散歩なんてどうでも良いと思っている。
  2. 飼い主の意識が自分だけにしかないことに喜びを感じている。
  3. お互い気持ちを落ち着かせてから散歩を始める。
  4. 家の中でも愛犬の存在を忘れないこと。
  5. 家の中でも気持ちを落ち着かせる付き合いを増やすこと。

例に挙げましたとおり、犬の引っ張りって、実は散歩とはまったく違う所に問題があったんですね。それを訓練的な強引な散歩をするようになると、リードを口に咥えて散歩するようになったりするんですよね。突然引っ張られて方向転換されることが、とっても嫌なんですよね。

でも、そんな訓練もせずに、愛犬の気持ちに気づき応えてあげると、犬の引っ張りってなくなるものなんですよね。

                                           
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