犬の脱水症状の原因と対策

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夏の暑い時期に起こしやすい「脱水症状」。

 

気を付けなければなりません。

 

どんな時に起こしやすいのでしょうか?

 

犬が脱水症状を起こすと、どんな症状になるか?

 

私たち人間でも、気が付かずなってしまう恐れのあるものです。言葉のしゃべれない愛犬には尚更、犬のSOSを見逃さない為にも注意を払って変化には気を付けなければなりませんね。

 

犬の脱水症状を起こす原因とは?

 

人間が激しい運動をして上がった体温を下げるために汗をかきますね。犬の場合はパンディングと呼ばれるハアハアと舌を出して口で呼吸をして体温を下げます。

 

この体温を放出する過程で体内の水分は失われていきます。

 

熱い環境に置かれた時にも体温を下げるためにパンディングを行い水分が失われ、水が飲めない状態だと更に悪化していくことになります。

 

そして水分が失われていくと、パンディングに必要な水分が無くなり体温を下げれなくなり熱中症になってしまうのです。

 

水分が減れば体液も減り血液も減ることにつながり、酸素や栄養を運ぶ機能が低下すれば臓器の動きが悪くなり最悪の場合は死に至ることにつながります。

 

 

犬の脱水を起こしたときの症状

 

・元気がなくなる

・食欲が無くなる

・口内の変化

脱水症状により口の中は水分が減り粘っこくなってきます。歯ぐきにも影響が出て、水分が減ると弾力が無くなってきます。

普段は歯ぐきを押すと白くなり放すと直ぐにピンク色に戻るが、水分が足りない状態だと直ぐにはピンク色に戻らなくなります。

・嘔吐、下痢

胃腸の調子が悪くなり水分の減っている状態で嘔吐、下痢を繰り返すとさらに水分を失い最悪な展開になります。

・尿が匂う、色が濃くなる

・血尿、血便、痙攣

脱水症状が進むと血尿、血便、痙攣を起こす。ここまでくるといよいよまずい状態。障害が残ったり、死に至る恐れが出て来ますので直ぐに病院へ行って下さい。

 

犬が脱水症状を起こしたときの対処法

 

脱水症状を起こしてしまったときは熱中症と同じように時間との勝負になってきますので、直ぐに病院に連れていき適切な処置をしてもらうことが大事になります。

 

 

犬に脱水症状を起こさせない為には?

 

ワンちゃん達の体は60%(幼犬の場合は80%)が水分です、下痢や嘔吐を起こしたときには水分と一緒に電解質も減ってしまいます。

 

医学的には体の水分と電解質が失われた状態を「脱水」と云うそうです。

 

失われた水分を迅速に補充する事が、症状を悪化させない最善の方法になります。

 

水分と一緒に失われてしまう、電解質とは何でしょうか?

 

わかりやすく言うとスポーツドリンクに含まれている成分が当てはまります。

 

電解質の一つであるナトリウムは汗をかくと不足してしまいます。なので水分の補充のだけでなく塩分の補充も必要になってくるのです。

 

では、水分と電解質を補充するには何をどの様に与えればよいのでしょうか?

 

それは水分と電解質を含んだ飲み物であり、かつ体に吸収されやすい物です。

 

体に吸収され易いとは、「浸透圧」という言葉に置き換えられます。

 

浸透圧とは濃度の低い溶液から高い溶液へ移動する圧力の事を言い、基本的には体液より低い浸透圧(200~250mOsm/kg)の飲み物を摂取すれば胃腸への吸収がよいとされます。

さらにブドウ糖が含まれていると小腸で水分とナトリウムの吸収がよいとされています。

 

なので脱水時には、浸透圧が低めでブドウ糖が含まれている飲み物を摂取する事が効果的になるのですね。

 

スポーツドリンクには、「アイソトニック」と「ハイポトニック」が有ります。

 

アイソトニックとは血液や体液と同じ浸透圧、つまり等浸透圧のことを言います。生理食塩水(0,9%食塩水)は、体液と同じ浸透圧に設定されています。

 

ハイポトニックとは体液より浸透圧が低い、低浸透圧のことです。

 

アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違いは、糖質のパーセンテージの違いになるそうです。

ハイポトニック(=低浸透圧)飲料は糖質が2,5%以下の飲料水

アイソトニック(=等浸透圧)飲料は糖質が2,5%以上(通常8%前後)の飲料水

吸収力を良くしたいと考えたなら、アイソトニック飲料を水で薄めて糖質を2,5%以下になるようにすれば、ハイポトニックとなり吸収力が向上します。

 

犬の脱水症状予防におすすめのイオン飲料

 

犬の軽度の下痢や嘔吐による脱水症状を予防するには、スポーツドリンクやイオン飲料が有効になりそうです。

 

運動時におけるエネルギーチャージに合わせてある一般的なスポーツドリンクは、犬の下痢や嘔吐に対してはぴんとが合っていないとおもわれます。与えるときは1,5倍~2倍に薄めてあげれば、より吸収が良くなるでしょう。

 

では、何が良いか?

 

乳幼児用のイオン飲料水がお勧めです。

 

乳幼児用イオン飲料水のメリットは、一般的なスポーツドリンクに比べ電解質量が2倍で糖質が0,5倍になります。

また、スポーツドリンクに比べ乳幼児用イオン飲料水は動物病院で使われる点滴液により近いそうです。

それと乳幼児用イオン飲料水は赤ちゃんの浸透圧(280~290mOsm)に合わせてあるので、犬にはハイポトニックとなり身体への吸収が良くなります。

 

 

まとめ

 

様子がおかしいと思っても直ぐに病院に連れて行く事ができない時など、応急的に使用しても出来る限り直ぐに動物病院で適切な処置を受けることが大事です。

 

愛犬のためにも異常の早期発見に繋がる様に、注意を払って行く事が先ずは大事ですよね。

                                           
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